医療秘書技能検定試験は、一般社団法人 医療秘書教育全国協議会が実施する検定試験です。
秘書というと、接遇面でのスペシャリストで、好感度の高いイメージが湧きますね。
医療機関では、医師をはじめ、各種スタッフとの連携や専門知識が欠かせません。
医療秘書の知識は、医療機関で働くうえでは、大きな力になってくれることでしょう。
この資格は3級、2級、準1級、1級の4つの級が存在するので、合格後は更なる上級試験に挑むこともでき、徐々に自分のステップアップを図ることもできます。
準1級以上に合格すると、医師事務作業補助技能認定の一つの条件を満たすことになるので、更なるスキルアップや医師事務作業補助業務に興味がある方にもおすすめな資格の一つです。
試験概要
医療秘書としての専門知識と技能を認定する試験です
受験資格
どなたでも受験可能です
出題範囲
領域Ⅰ
➀医療秘書実務
➁医療機関の組織・運営、医療関連法規
領域Ⅱ
➀医学的基礎知識、医療関連知識
領域Ⅲ
➀医療事務
※それぞれの級により難易度の程度が変わります
試験日
年2回(6月、11月)
試験時間
領域Ⅰ・Ⅱ
1級 70分
準1・2・3級 55分
領域Ⅲ
1級 75分
準1・2・3級 60分
受験料
一般受験者
1級 6,500円
準1級 5,800円
2級 5,100円
3級 4,000円
一般併願受験者
1・準1級 12,300円
準1・2級 10,900円
2・3級 9,100円
申込方法
郵送にて申込
合格発表
試験後、約1か月半後に郵送にて通知
合格率
非公開
合格基準は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの領域の正解の合計が、全体で180点以上ある者のうち、
それぞれの領域の正解が、60%以上で合格(配点は、各100点)
試験会場
全国の指定試験会場
※詳しくはこちら
問い合わせ先
一般社団法人医療秘書教育全国協議会
〒134-0084
東京都江戸川区東葛西6-7-5
滋慶ビル2F
TEL 03-5675-7077
FAX 03-5675-7078
医療秘書技能検定試験の学習法
書籍(問題集やテキスト)を入手する
まずは、協議会指定のテキストが販売されていますので、入手することをお勧めいたします。
過去問題や指定のテキストで勉強を進めることで、どのような問題が出題傾向なのかが把握できるからです。
ぜひ入手して、試験対策を行っていきましょう。
医療秘書検定問題集(2、3級)・・・つちや書店
テキストや問題集がない1級、準1級の場合は、医療秘書教育全国協議会事務局にて、過去問題が販売されていますので、申し込みをされると良いでしょう。
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