わたし、医療事務を目指してみたい、
転職して医療機関で働いてみたい。
でも向いているのだろうか…?
そう立ち止まって、こうして調べているあなたは
とても素晴らしいですね。
自分の将来をきちんと考えて行動しているからこそ
今こうして迷う気持ちと向き合っているのでしょう。
ぜひ、この記事を活用し、
しっかりこの問題に向き合って、
納得いくまで答えを探してみましょう。
この記事でわかること
医療事務として長年の勤務経験から感じた
医療事務に向いていない人向いている人の特徴についてお伝えします。
答えを言ってしますと
向いている・向いていないは『自分自身の思い込み』によるものです。
自分が『向いていない』と感じていても、
他の人から見ると『向いているね!』と感じることもありますし、
自分が『向いている』と思っていても、
他の人から見たら『向いていないよね~』と感じることだってあるんです。
でも、自分が少しでも医療事務に向いていたら嬉しいですよね。
それでは、実際にどんな人に向いているのか、向いていないのかをチェックしてみましょう。
こんな人は向いている!5つの特徴
長年働いてきた中で、医療事務に向いていると感じる人の特徴を5つご紹介いたします。
話しかけやすい雰囲気を持っている人
幅広い年齢層の方がいる医療機関では、
話しかけやすい雰囲気を持っている人にはぴったり。
具合が悪くて医療機関に来ているわけですから、
ピリピリした雰囲気より、優しくて話しかけやすい人に接してもらいたいですよね。
笑顔が素敵なら、なおさらGoodです。
例えば、街で道を尋ねられることが多いあなたは
とても向いているのではないでしょうか?
正確性に秀でた人
レセプト、会計、数多の書類作成やチェック・・・。
医療機関では、あらゆる業務に正確性が求められます。
間違えれば、たくさんの人に迷惑が掛かってしまう可能性だってあります。
ですので、確認作業がしっかりできる人には向いているでしょう。
それに、医療機関側から見ても正確な仕事をこなす人は貴重ですので、
必要不可欠な人材だと思ってもらえそうですね。
理解力が高い人
医療事務で働くと、覚えることが沢山あります。
特に、算定に関わる業務だと覚えることはとても多いです。
よって、学んだことをきちんと理解できる人には向いています。
処置や手術、それに付随する薬剤等は正しいか。
加算や管理料は適切か。
そして、それに見合った病名がちゃんと付いているか。
きりがないほど覚えることが目白押しです。
理解力に長けている人は、自身が向いているだけではなく、
きっと、周りからも頼られちゃうのではないでしょうか。
失敗をきちんと受け止めて自身の経験にできる人
出来ないからといって投げ出したり、相手まかせにする人ってたまにいるんです。。
でも、そういう人ってその場は良いですけど成長しませんよね。
失敗をしたって、その経験を自分の糧にできるようしっかりとメモをしたり、対策ができる人は向いています。
当たり前のようですが、それができる人は自身の経験値を上げていくことができるので、同じ失敗を繰り返しにくくなります。
自分の経験値が上がれば、自分の自信にもなってさらに働きやすくなるでしょう。
安定志向の人
医療機関は、診療所(クリニック)であれば話は別ですが、そうそう閉院することはありません。
女性であれば、子育てなどの理由で一度退職しても、
全国各地の市町村に医療機関は点在しているので、再就職もしやすくなります。
よって、倒産の不安を感じず、安定したところで働きたいと思う方には医療事務は向いています。
総合病院などの規模が大きい病院がより確実です。
そういったところは、福利厚生が充実しているところも多いですよ。
また、未経験でも正社員として採用されやすかったり、
パートから正社員として働く方も多いので、
今は正社員として働けなくても、
いずれ正社員として働きたい方には、医療事務は向いていると言えるでしょう。
こんな人には正直向いていない!4選
医療事務に向いていない人はどんな人なのか。
その主な特徴を4つご紹介いたします。
学ぶ意欲がない人
医療用語に業務内容、患者様の名前と顔に・・・
と、覚えることが多い上に仕事は次から次へとやってきます。
だんだん慣れてはいくでしょうが、最初は特に大変です。
そして、医療は日進月歩。
診療報酬改定だってありますので、ずっと同じというわけにはいきません。
学び続ける意欲と姿勢がないと、この仕事はきつく感じるかもしれません。
我が道を行く人
医療はチームワークが必要不可欠です。
足並みそろえてみんなで協力していかないと業務は成り立ちません。
一人だけ違う方向を向いていたら、業務は果たして円滑に進むでしょうか?
周りだって、いい気持ちはしませんよね?
協調性に欠ける人は、周りとうまく馴染めるまでに時間がかかるかもしれませんね。
メンタルが弱い人
多くは医療機関で働くと思いますが、
医療機関は多様な人が集まる場所ですのでトラブルだって勃発します。
病気で苦しむ現状を見ることだって、ピリピリした緊張感が漂うことだってあるんです。
ですので、しっかり気持ちを強く持って業務に望まないと、後々心に負担を感じるかもしれません。
メンタルがとても弱い人は、少し心配です。
そんな人は、気持ちを吐き出せる仲間を見つけたり、リフレッシュで心身を癒しながら、いつも元気でいられるよう、より自分を大切にするといいでしょう。
コミュニケーション能力が乏しい人
医療機関では、毎日多くの患者様とやり取りをしたり、多職種スタッフと連携をとったりとコミュニケーションが欠かせません。
スタッフはみんな忙しいので、周りを見ながら仕事のやり取りをしています。
会話をするのが苦手な人や一人で仕事をするのが好きな人には、
受付などの現場での医療事務は、人と関わる機会が多いので少し大変に感じるかもしれません。
結局は、自分の気持ちとやる気次第
いかがでしたでしょうか。
医療事務が自分にとってどんなものだと感じられましたか?
どんな人でも、毎日コツコツと経験値を積み上げていくことで
だんだん自信が生まれてきたり、周りに認めてもらえたりするのです。
向いていないというのは、きっとあなたの思い込みです。
自信がまだついていないだけです。
やる気があれば、大丈夫です。
一歩踏み出してみましょう。
もし、医療事務についてもっと詳しく知りたい、と感じていただけたのなら、
医療事務の仕事内容や資格などについても知っていただけるとよりイメージが湧くでしょう。
実は医療事務の中でも、役割がいくつも分かれているので、
色々深堀していくと、新たな発見があるかもしれませんよ。
ぜひ詳しくチェックしてみてくださいね。
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