医療事務って女性に人気の仕事として有名ですよね。
資格取得講座も数多くあり、転職しやすい点もよく聞かれます。
それは、「全国各地の医療機関で、自分に合った働き方ができる」からではないでしょうか。
特に、小さな子どもさんがいらっしゃる方は、働きたいけれど子どもがまだ小さいから・・・とお考えの方も多数いらっしゃると思います。
ここでは、筆者が実際に正社員として働いてみて、子育て中だけど医療事務で良かった点について5つ挙げたいと思います。
子どもがいる方や、将来結婚してゆくゆくは子どもを・・・と思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
有給休暇を取得しやすい
今までの経験上、自分の予定に合わせてお休みを取りやすい印象です。
もちろん、部署によって違いはありますが、レセプトに関わる部署だと、月末月初は忙しいです。
しかし、その時期以外は、比較的お休みが取りやすい医療機関で働かせていただきました。
時間休が取得できる医療機関だと、1時間早く勤務を終えたりできることも。
時間休を取得することで、子どもの病院に行ったり、銀行や買い物に行ったりと、用事を済ませる時間が確保できる点は利点です。
就職をお考えの方は、求人を探す際や面接時に、お休みの在り方を事前に把握されるといいですよ。
勤務体制を選べる
勤務先にもよるかとは思いますが、正社員・パート・時短勤務と、自分の思う働き方ができます。
働く仲間が多数いるような医療機関のほうが、融通が利きやすい印象です。
パートや時短勤務で、少し家庭に重きを置く働き方をしたり、その山場を乗り越えた後は、正社員としてバリバリ働いたりするような働き方も可能です。
医療事務は、正社員の方もパートの方もどちらも沢山いらっしゃいます。
自分に合った働き方ができる事は、仕事の勤続年数が長くなることにも繋がり、その分知識量も自信も、確固たるものになっていきます。
結果的には医療機関側も、業務に慣れた人が仕事を続けてくれた方が、安心して仕事を任せられるのではないでしょうか。
急な休みに周りが柔軟に対応してくれる
女性が多く働くの職場なので、子育て経験者や子育て真っただ中の人も沢山います。
そんな環境だからか、子育ての大変さを理解してくださる方が多いです。
よって、子どもの急な病気などでお休みしたいときや帰宅しなければならないとき、快く送り出してくれるのは本当にありがたいです。
筆者の場合、子どもが小さいときには、しょっちゅう体調を崩しがちで、保育施設からお迎えの電話がよくかかってきました。
ですが、事情を知った同僚たちが、代わりにやっておくから早く帰る様、有無を言わさず送り出してくれる優しい方達ばかりだったので、子育て時期はとても助かりました。
「休んだ分は頑張ろう」と、業務への熱も入りますし、いずれ子育てが落ち着いたら、今度は私が周りをサポートしていきたいと思えるようにもなりました。
日々の感謝はもちろんですが、周りが急なお休みの時は、お互いに助け合う気持ちがあると、より一層、仕事環境や雰囲気に、いい循環が生まれてくると感じます。
託児所・病児保育がある
待機児童が多いこともある中、この託児所制度には助けられました。
預ける場所が確保できる点は、これから働く人にとっては大変便利ではないかと思います。
また、託児所は医療機関に併設していたり、場所が近かったりすることが多いので、すぐにお迎えに行けたり会いに行けるのも良い点です。
残業や研修などでお迎えの時間が変則するときにも対応してもらえるので、保育園で言う、延長保育の時間を気にすることがなくなります。
病児保育があればなおさら勤務しやすいです。
就職をお考えの方は、お仕事を探す際、託児施設の有無を確認してみるのもおすすめです。
少し規模が大きめの医療機関だと、託児施設がある場合が多いですよ。
仕事量を調節できる(残業も業務内容次第)
筆者が診療録管理業務や病棟クラーク業務に携わっていた時の経験ですが、定時間際に急ぎの案件が入る以外は残業はしませんでした。
子どもがいないときは、必要あらば残業をしていましたが、子どもがいる生活になると夕方は忙しく、残業は避けたかったのでほぼ定時退社をしていました。
自分の中で、ここまでやろうという線引きをしたり、自分のさじ加減で仕事量を調整できたりする部署だと、正社員でも定時退社は可能です。
しかし、レセプトに携わる業務ですと、月末月初はどうしても残業があることが多いです。
もちろん、業務中にレセプトを終わらせ、残業がない病院も中にはあります。
子どもが小さいうちは、レセプト業務に携わることはなかったのですが、そういった残業がある部署も中にはあるので、もし関わっていたら、家族の協力が必要だな、と感じました。
ですが、レセプト期間が終わると、まとまった休みがとりやすく、それはそれで、子どもが大きくなった今は、残業代も入るし、家族旅行などの楽しみの時間が確保できていいな、と感じます。
本当に自分の環境次第で、仕事内容を選んでいただきたいです。
部署や病院の規模によって違いがあるとは思いますが、オンオフをしっかり切り替えれるところが魅力的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
医療機関によって違いがあるとは思いますが、私はこの
・勤務体制を選べる
・急な休みに周りが柔軟に対応してくれる
・託児所・病児保育がある
・仕事量を調節できる(残業も業務内容次第)
の5つの利点が、子育てをするうえで大変ありがたく感じました。
子どもを育てることは大変なことです。
さらに働き始めるには、未就学児だと託児施設の利用が不可欠ですし、子どもの急な病気や呼び出しなど、自分ではどうしようもないことばかり付きまといます。
しかし、周りが自分をサポートしてくれる環境だと、気持ちの面でもずいぶん楽になります。
だからこそ、医療事務は女性に人気なのかもしれませんね。
子育てをするうえで、このような素敵な一面もありますので、参考にされてみてください。
・託児施設希望
・時短勤務やパートも検討したい
という方は、少し規模の大きい医療機関を検討されるといいと思います。
規模が大きい医療機関の方が、いろんな働き方をする医療事務員がいるので、自分に合った働き方を見つけやすいかもしれませんよ。
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