医事コンピュータ技能検定試験は、一般社団法人 医療秘書教育全国協議会の実施する検定試験です。
この試験は、医事コンピュータによるレセプト作成能力と、医療事務やコンピュータの知識が問われる試験です。
医療事務において、コンピュータは必要不可欠な存在なので、医事コンピュータに関する知識と技能は、医療事務として働くうえで大変重要なものと言えるでしょう。
現在は、準1級から3級まで受験することができます。
2級以上の合格で、医師事務作業補助技能認定の条件を一つ満たします。(詳しくはこちら)
また、準1級ではDPCレセプトの作成問題が出題されます。
資格取得をすることで、DPCの知識を理解したことへの証明となり、DPC制度を導入している医療機関にとっては、即戦力として見られる可能性へと繋がります。
試験概要
医療事務および医事コンピュータに関する専門的な知識を有し、カルテ及び診療伝票を基に医事コンピュータを用いて、正しいレセプトを作成することを問われる試験です
受験資格
どなたでも受験可能です
出題範囲
領域Ⅰ
➀医療事務
領域Ⅱ
➀コンピュータ関連知識
領域Ⅲ
➀実技(オペレーション)
※等級により難易度の程度が変わります
試験日
年2回(6月、11月)
試験時間
領域Ⅰ
30分
領域Ⅱ
30分
領域Ⅲ
60分
受験料
一般受験者
準1級 8,600円
2級 7,500円
3級 6,400円
併願受験者
準1・2級 16,100円
2・3級 13,900円
申込方法
郵送にて申込
合格発表
試験後、約1か月半後に郵送にて通知
合格率
非公開
領域Ⅰ・Ⅱ・Ⅲそれぞれ60%以上の正解で合格
(配点は、領域Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ各60点)
試験会場
全国の指定試験会場(受験会場のソフトに対応することが必須)
問い合わせ先
一般社団法人医療秘書教育全国協議会
〒134-0084
東京都江戸川区東葛西6-7-5
滋慶ビル2F
TEL 03-5675-7077
FAX 03-5675-7078
医事コンピュータ技能検定試験の学習方法
書籍(問題集やテキスト)を入手する
まずは、協議会指定のテキストが販売されていますので、入手することをお勧めいたします。
過去問題や指定のテキストで勉強を進めることで、どのような問題が出題傾向なのかが把握できるからです。
ぜひ上手に活用して、試験対策を行っていきましょう。
医事コンピュータ検定問題集(3級)・・・つちや書店
医事コンピュータ検定問題集(2級)・・・ケアアンドコミュニケーション
テキストや問題集がない準1級の場合は、医療秘書教育全国協議会事務局にて、過去問題が販売されていますので、ぜひお問い合わせをしてみてください。
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