この記事で伝えたいことはこちら!
調剤報酬請求事務専門士検定試験が
✅どんな場面で役に立つ資格なのか
✅この資格の試験概要
✅この資格の学習方法
についてです。
この資格のおすすめポイント
◎保険薬局で導入の最高峰資格
◎3級から1級まであり、ステップアップができる。
◎主催協会によるeラーニング講座がある。
医科 調剤報酬請求事務専門士検定試験に興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
どんな場面で役立つ資格なの?
調剤報酬請求事務専門士検定試験は、調剤報酬請求事務専門士検定協会が主催する試験です。
1級から3級まであり、3級は初心者向けの試験で、「調剤報酬の基礎を理解している」ことを問われる試験です。
2級は、中級者向けの試験で、「調剤報酬の基礎応用を理解し、実務に活かすことができる」ことを問われる試験です。
1級は、上級者向けの試験で、「調剤報酬の基礎・応用を理解し、的確に説明することができる」ことを問われる試験です。
1級になると、実技での手書きレセプト作成の技術が問われます。
ですので、しっかりとしたレセプトにおける知識がないと、合格が難しい試験です。
保険調剤薬局ではレセプト作成の技術が必要ですので、
調剤事務として働きたい方や、基礎から徐々に上級者向けの資格を取得していきたい方におすすめです。
また、直近の検定合格者と更新者には、「就職支援センター」に登録することも可能です。
認定証送付時に、案内が同封されています。
調剤報酬請求事務専門士検定試験について
試験概要
調剤報酬改定に迅速に対応し、的確に算定及び説明が出来る人材であることを証明する試験です。
受験資格
どなたでも受験可能です
出題範囲
【1級】
学科【基礎30問】【応用20問】(択一式/マークシート)
➀保険薬局と薬局業務の流れ
➁調剤報酬(点数算定の正しい知識と解釈)
➂在宅業務
➃調剤業務補助
➄個人情報保護法
➅薬剤の基礎知識と医療関連法規
➆社会保障制度(医療保険の種類、介護保険制度、公費負担医療制度)
➇患者接遇
実技(穴埋式/マークシート)
➀ 処方箋3症例( 設問箇所の点数を求める)
(手書きレセプト)
➁処方箋1症例(調剤報酬明細書の作成)
【2級】
学科【基礎30問】【応用20問】(択一式/マークシート)
➀保険薬局と薬局業務の流れ
➁調剤報酬(点数算定の正しい知識と解釈)
➂在宅業務
➃調剤業務補助
➄個人情報保護法
➅薬剤の基礎知識と医療関連法規
➆社会保障制度(医療保険の種類、介護保険制度、公費負担医療制度)
➇患者接遇
実技(穴埋式/マークシート)
➀ 処方箋3症例(設問個所の点数を求める)
【3級】
学科【基礎30問】(択一式/マークシート)
➀保険薬局と薬局業務の流れ
➁調剤報酬(点数算定の正しい知識と解釈)
➂在宅業務
➃調剤業務補助
➄個人情報保護法
➅薬剤の基礎知識と医療関連法規
➆社会保障制度(医療保険の種類、介護保険制度、公費負担医療制度)
➇患者接遇
実技(穴埋式/マークシート)
➀ 処方箋3症例(設問個所の点数を求める)
試験日
年2回(7月、12月)
受験料
個人受験
1級:6,380円(税込)
2級:5,280円(税込)
3級:5,280円(税込)
1.2級併願:11,110円(税込)
2.3級併願:10,010円(税込)
通信受験
1級:受験不可
2級:9,680円(税込)
3級:8,580円(税込)
1.2級併願:受験不可
2.3級併願:17,710円(税込)
申込方法
紙願書とWeb願書のどちらかで申込
申込期間
7月試験 :3月中旬~下旬から申込
12月試験:8月中旬~下旬から申込
申込方法により申込期間が異なる
※詳細はこちら
合格発表
試験日から約1ヶ月後に郵送にて通知
合格率
非公開
試験会場
北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、兵庫、福岡、通信
問い合わせ先
一般社団法人 専門士検定協会
〒171-0021
東京都豊島区西池袋5-17-11 ルート西池袋ビル5F
問い合わせメールはこちら
※問い合わせは、メールのみ受付可能です
調剤報酬請求事務専門士検定試験の学習方法
協会指定の『処方箋問題集』や『公式テキスト』が出版されています。
また、調剤薬局eラーニング講座が開講されていますので、それぞれに分けてご紹介いたします。
2冊の教材を使って試験対策を
主催協会より、『調剤報酬専門士 公式テキスト』と『調剤報酬専門士 処方箋問題集』が販売されていますので、こちらを入手して試験対策を行いましょう。
購入方法は、
➀取扱書店(東京のみ)で購入
➁主催協会のホームページより購入
➂オンラインショップで購入
の方法により購入ができます。
詳しくは、主催協会のホームページより、ご確認ください。
また、学科試験の過去問題集も販売されています。
過去問題を知ることで、出題傾向を知ることに繋がり、試験対策に大いに役立ってくれることでしょう。
試験対策に更なる底上げをしたい方は、ぜひ過去問題集もチェックしてみてくださいね。
教材料金
- 調剤報酬専門士 公式テキスト:3,520円
- 調剤報酬専門士 処方箋問題集:2,750円
- 過去問題集(単品):1,650円
- 過去問題集(3部セット):3,300円
調剤薬局e-ラーニング講座を受講する
問題集やテキストのみならず、eラーニング講座も主催協会より開講されています。
問題集やテキストと併用しながら、ポイントを絞って学習したい方や場所や時間を選ばずに学習したい方には、主催協会開講のe-ラーニング講座がおすすめです。
コースは、
➀基礎知識編
➁社会保障制度編
➂点数算定編
の3種類あり、自分の学びたいコースを選んで学習します。
例えば、点数算定に不安がある人は、2ヶ月コースの点数算定編にて、スキマ時間に学習を取り入れていくのも一つの方法です。
もちろん、複数のコースを選択し、自分に合った学習を進めていくこともできますよ。
基礎知識編
講座内容:公式テキスト第18版「保険薬局と保険調剤及び調剤業務補助」全般
出題形式:2択問題(基礎知識編➀➁)計100問程度
販売価格:2,750円(税込)
社会保障制度編
講座内容:公式テキスト第18版「社会保障制度」全般
出題形式:2択問題(基礎知識編➀➁)計100問程度
販売価格:2,750円(税込)
【調剤事務2ヵ月コース】
点数算定編(2022年4月調剤報酬改定版)
講座内容:公式テキスト第18版「調剤報酬点数算定」全般
出題形式:2択問題(点数算定➀➁➂➃)計300問程度
販売価格:4,400円(税込)
≫調剤薬局eラーニング講座の詳細はこちら
≫テキストの詳細はこちら
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